12/9(木)
朝、電話の音で目がさめる。時計を見るとまだ6時30分。ふだんめったに電話が
鳴らないのにこの朝早くから誰だろう...
電話を取ると、何やら聞き覚えのある声が。
「わしやき、おんしこれからアリゾナに行くか?」と藤原さんからの突然の電話だった。
何でもアメリカキャンプの視察にアリゾナに行くのでついてこないかとのこと。
Eloyでも飛べるということだったが車で6時間もかかるし、きのう用事があって
まだ2時間しか寝てないしとぐずぐずしていたのだが、結局
藤原さんの気迫に押されていくことにする。
「これから20分でそっちにいくから。」
「ちょっ、ちょっと待ってください。もうちょっと時間ください。」
「わかった。じゃあ30分で行くから。」
かくしてアリゾナ行きが決定したのである。
電話を切ってしばらく呆然としていたが、30分後には藤原さんが迎えに来るので
あせって身支度する。
午後2時ぐらいにアリゾナのCoolidgeというところに到着する。ここはいぜん
アメリカキャンプを実施したところらしいが7、8年ほどわけあってDZが閉鎖されて
いて去年から再オープンしたところである。そのDZのあたりや泊まるところを一通
り見た後、その日はその近くに住んでいて、藤原さんが昔から知っているスティーブ・ケ
リーさんというジャンパーのところに泊めてもらう。見渡す限りの土地に住んでおり
ロディオ用の馬を飼っていたりしている。今は出ないが暖かくなるとガラガラヘビが
ここらへんはよく出るといってその抜け殻やカラカラ鳴る尻尾を見せてもらったりす
る。夏にジャンプする時ははだしだと危ないとのこと。命がけだな。
この日の夕食はスティーブ夫妻とメキシカン料理を食べに行く。巨大な料理でとても
食いきれない。

12/10(金)
朝起きると朝食を作ってもらった。トーストに目玉焼きという典型的なものだが
トーストの隣になんと白いごはんが盛っている。たぶん僕らに気を使って作ってくれ
たのだろう。トーストとご飯の組み合わせははじめて食うがせっかく作ってくれたので
ご飯には塩をかけて食べる。
この日はEloyに飛びに行く。マニフェストで手続きをしていると「とらちゃー
ん」という声が背中から聞こえる。誰かと思って見ると以前ペリスで一緒に飛んだこ
ともあるポールだった。彼は日本語が上手な香港人で、ぱっと見は日本人そのもの。
ホンダの選手権にも何回か来てたという人。ここがホームDZだとは聞いていたが平日に来ている
とは思ってもいなかった。
その他にも日本から来ている日本人の女性がいた。聞くところによると看護婦をやっ
ていて毎年何ヶ月か仕事をした後2〜3ヶ月ジャンプしに来るとのこと。フリーフライをやっているらしい。
ここは平日でもワンジャンプ17ドルもする。結構高い。受付もなんかつれない。
回りは砂漠でなんか殺伐とした感じ。周りに植物らしいものが全然生えて
いないのは枯葉剤を使ったためらしい。数本飛ぶ。
ディナーはスティープ゛のお宅で食う。夜は前日と同じくソファーで寝かせてもらう。

12/11(土)
今日はCoolidgeで飛んでみる。全米一速いというふれこみのKing Air
に乗ってみる。確かに異常に速い。エンジンを載せ替えているらしく13000ftまで
なんと6分半だ。BKよりも早い。おまけに暖房もちゃんと入るので快適だ。
いつも満員の飛行機に長時間苦しみながら乗っている僕としては最高だ。
そして何よりもいいのは、平日でも休みの日でも、いつでもワンジャンプ10ドルなのだ。
ペリスでも平日は16ドル、週末は18ドルもするのに。
ランディングエリアもえらく広い。というよりも見渡す限りがランディングエリアという感じ。
周りは砂漠だがEloyとは違い、緑が結構あり西部劇の舞台のような感じでサボテンが
生えていたりしてとっても興味深い。
スタッフは非常にフレンドリーでなんか温かみを感じる。
ここではOly Kingというフリーフライのインストラクションをやっている人
を紹介してもらう。もちろんAFFもやっているが。
クロニカル2にも出ていたひとでフリースタイルの世界チャンピオン(カメラマンとして)
にもなっているひとだ。
2回ほど一緒に飛んでもらう。もちろんコーチ代はなし。このときはじめてイーグルに挑戦。
はじめてにしてはうまいといわれた。たぶんおせじだろう。でも彼もとてもフレンドリーで
すごい好感が持てる。日本人が大勢来るならコーチ代もカメラつきで50ドル
(ペリスは70ドル)でいいという。なかなか話せるやつだ。
2月のキャンプにもなんか参加したくなってきたな。
今日はペリスに戻るので、昼頃で切り上げて帰路につく。

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