4/28/00
またフロリダに来てしまった。
フロリダは今年の1月に来たことがあり、もう来年までは行かないだろうと思っていた
のだが、人の心は移ろいやすいものだ。
こちらに来る前のペリスは飛ぶ気が失せるくらい暑かったので、フロリダはそれに輪を
かけて暑く、そしてもっと湿気が多いものだと思っていたのだが、来てみると以外に気温、
湿度ともそれほど高くなく、ペリスよりも過ごしやすかった。
初日は夜11時に到着したので空港近くのモーテルに宿泊。
翌日スカイベンチャー(屋内スカイダイビング)に行こうと思ったのだがヘッドダウンは
出来ないといわれ、予定を変更してSkydive Americaに行くことにする。
たしか前にこちらのジャンパーからヘッドダウンはできると聞いてたのになあ。

次の日午前中にDZに着く。
DZのオーナーやスタッフの人が“Hey,Tora!”と声かけてくる。
みんな名前を覚えててくれたのでちょっとうれしい。
やはり平日とあって人は少ない。
さっそくロードを入れる。
Super Otterを見るとなんか前とは違う。機体全体が星条旗カラーにしてある。
DZの名前やDZのオーナー(ただのオーナーじゃない。ADライセンスのAを持っている)
のジャンプスーツが星条旗なのとかも合わせて考えると、
ここのDZのオーナーは国粋主義者なのだろうか・・・・。

機体に乗ると、RWの人が4人にフリーフライヤーが6人ぐらいしかいない。
ここではペリスとかのDZと違い、フリーフライがRWよりも先にExitするようになっている。
ソロで行こうと思っていたのだが中でスタッフのDaveが声をかけてきて2wayヘッドダウンを
やることになる。このひとはふだんはRWのコーチをしている。
マニューバーは決めないでとりあえずノーコンタクトでExitすることになる。
たぶん僕がどのくらいの技量だかわからないからだろう。
Exitしてすぐドックし、トランジションし、そしてまたドックする。
こんどはドックしたまま彼がトランジションする。こういうのははじめてなのでとてもおもしろい。
それを2回くらい繰り返しブレイク。やはりうまい人と飛ぶととっても楽しい。

2〜4回目はソロで練習。
午後になるとRWの人たちが帰ってしまってさらに人が少なくなる。
それでも飛行機を上げてくれる。6人でもSuper Otterを上げてくれるのがうれしい。
5回目はスタッフのDaveと2way。こちらはまた違うDaveだ。
DZのオーナーと同じく、星条旗のジャンプスーツを着ている。
ここのDZはDaveという名前のスタッフが3人いるのでとてもまぎらわしい。
まだ未登場の3人目のDaveは藤岡にも来たことがある。
今後は便宜上、RWDave、星条旗Dave、そして藤岡Daveと呼ばせていただくことにする。
マニューバーはドックとトランジションを繰り返し行う。

6回目はRWDave、星条旗Dave、Willy、Spencerの5wayヘッドダウンを行なうことになる。
Willyがカメラポジションから、残り4人がフラワーでExit。
みんなうまい人たちばかりなので、フラワーは回転したりせずに完璧に決まる。
星条旗Daveがふざけて空いているほうの手で僕らのおでこをこづいてくる。
RWDaveが御返しにこづきかえすと、つよすぎて星条旗Daveのゴーグルがずれて、
それがきっかけでフラワーがバラバラになる。
それでもみんなうまいのですぐに復帰し、円状に向かい合った状態で各自トランジション。
それを2回繰り返したあと、だんだん距離を詰めて4人で手をつないで円を作ろうとする。
あと10センチぐらいで円を閉じることが出来そうになったときにバランスが崩れてバラバラになる。
ベースが決めてなかったのでとりあえず僕はカメラをつけている星条旗Daveにヘッドダウンで
近寄り、Sitflyしている彼と手をつなぐ。3秒ぐらい維持したところでブレイク。
あーおもしろかった。
あとで映像を見るとすごくよかったのだが、残念なことにダビングするカメラがない。
地上に降りてきたころはまだ18:00ごろだったけれど、本日は早めにロードが終了となる。
明日は土曜日なのでフリーフライヤーも大勢来るだろうから今日よりもさらに楽しめそう。

今夜はDZ近くのモーテルで宿泊する。この間来たときに泊まったところだ。
今度もトイレが詰まらないように祈るばかりだ。
でもこの部屋なんかイヌくさい。
しかたがない、コロンをまいてごまかすことにしよう。

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