5/3/00
今日はひさしぶりに快晴。
これは絶好のADテスト日和だ。
そう、ここフロリダに来た目的のひとつにADテストを受けることがあったのだ。
そのため、ソロでも練習のためとおもって結構数を飛んでいた。
いままで晴れていることは晴れていたが、6000ftぐらいに雲がかなり
点在していて飛んでいてちょっとじゃまだったのだ。
なぜならADテストを受ける際に、6000ftまでにスペースボールを回収しなくては
いけないので、この高度に雲があると、回収に手間取る可能性があるからだ。
やはり万全の状態で受けたいからね。
あすからの天気予報を見ると、フロリダを離れる日まで完璧な快晴が望めそうになかったので
受けるとしたら今日しかない。
ただここ数日、ちょっと風邪気味で体調の方は万全とはいえないけどそこは目をつぶることにする。

まず今日の一本目は練習をすることにする。
ソロで行こうと思ったら星条旗Daveが一緒に飛ぼうと言ってきた。
ちょうどよかった。
トランジションを練習したいと言って、2wayでひとりづつ交代にトランジションの練習をする。
上空はちょっと寒い。鼻水が出てきて咳も出てきた。
一本ロードをあけてからADテストを受けようかと思ったが、
緊張する時間が長いといやなのでそのまま次のロードで受けることにする。
試験官はIppo Fabbi。
ひととおりのやりかたを教えてもらっていざ飛行機に乗る。


なんと僕入れて5人しかいない。あっという間に高度に達する。
13900ftでExitすることになる。


“OLAV ZIPSER'S FIRST SCHOOL OF MODERN SKYFLYING”
あのオラフが校長をやっているフリーフライスクールだ。
(IPPOのライザー部分の刺しゅう)


Ippoはオラフが作った「フリーフライサーカス」のチームメイトでもある。

ADテストのポイントのひとつにExitがある。
人間がExitするときには風の抵抗を受けてなかなかスピードに乗らないけど、
スペースボールの場合は抵抗が少ないので、あっという間にスピードが出る。
だからExitを2wayやるときのように普通に出ると、ボールに追いつくまで時間がかかって、
貴重な時間を無駄にしてしまう。
だからExitするときは、機体の中から外に全力で飛びこむようにし、ボールに追いつくまでは
手足をたたんで一直線にむかっていくのが重要、と教わった。

いざExit!

IppoがReady,set,go!と言うと同時にボールを機外に落とす。
それに合わせてExit!(Ippoがあとに続く)


タイミングは抜群。
逆に勢いが良すぎて出た瞬間ボールを追い越しそうになる。

でもすぐにポールの目の前に体を寄せて両手でキャッチ!
ボールを左手から右手に持ち替えてすぐに離す。
(ADテストではボールをつかんだ後、手を持ち替えないといけない)


360度の回転をする。

すこしボールから離れるものの高度はさほど変わらなかったのですぐにボールをキャッチ。


手を持ち替えてすぐに離す。(写真は離した瞬間)

さあいよいよフロントフリップだ。
僕の場合はフロントフリップを行なうと、風を受ける面積が大きくなってしまって、
フォールレートが若干遅くなってしまう傾向がある。
そうなるとボールが先に落ちて再度つかむのに時間がかかってしまうので、
フロントフリップをやる前に少し加速してからやることにした。


足にボールを当てたくないので少し離れてフロントフリップ。

やはりボールが少し先に行ってしまう。
しかし加速してからやったおかげでまだ許容範囲だ。
これでボールをつかめば合格だ。


体を寄せて目の前にボールを持ってくる。
緊張の一瞬。
キャッチ!
Ippoが親指を立てている。
やったー!合格だ。


高度計を見るとまだ9500ftだ。(テストは6000ftまでにキャッチできればOK)
彼と固く握手したあとは2人でカービングして遊び、ブレイク。
左手にボールを持ったままプル!
(お願いだからラインツイストしないで!)
無事オープンし、ボールを胸の中に入れる。
落としたら不合格になるので、胸の部分のジッパーつきのポケットにいれる。
ようやく一息をつき、キャノピーコントロールしながら「やったー!」とさけぶ。



地上に降りた後はビデオチェック。
Exitしたあとかなり速くボールをキャッチしたので、Ippoが追いつけず、
その場面がビデオには映っていないのはちょっと残念。


これが最初にキャッチした瞬間。はるか下にいてほとんど見えない。
(中央左部分のDZの滑走路付近に映っている)

ADライセンスの番号は正確にはあとで調べてくれるらしいが、188番ぐらいじゃないかと言う。
188番?
1月に来た時はAD持っている人は187人だったからそれからひとりも合格してないってこと?
まあ正確なことは明日教えてもらおう。
これで一応Space Game(フリーフライの大会。ADライセンスを持っていることが条件で、
一対一の勝抜き戦)の参加資格は持てたことになる。
そう、あのフリーフライの神様Olavと一対一で張り合うこともできるのだ。(ぺつに勝つとは言っていない)
聞くところによると今度からSpaceGameもオープン制にしてライセンス持ってない人も
参加できるようにするみたいだ。
そうなれば競技者が増えて大会ももっと盛り上がるかもしれない。
ちなみにSpaceGameの模様はスペイン語放送のケーブルテレビでも放映されているらしい。
その録画ビデオを見せてもらったが、下にスペイン語の字幕が出てきてなんだか面白い。
まあともかく、ここのところずっとADテストのことが頭にあったから、
これで明日から本当のファンジャンプができるな。

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