出張ペリス日記by Yuri  

>>>【7月16日(日)】<<<

今回の合宿での、横ぴーとれいちゃんの主な目的は、横落ちの強化。
インストラクターはジャッキーとトッド。
ジャッキーは金髪の美人。中肉中背で、よく笑う人。グウィネス・
パルトロウにちょっと似ていて、けれどももっと朗らかで元気。
笑い出したらなかなか止まらない。
トッドはガタイのいい兄さん。髪型も着ているものも、なんだか
横ぴーと趣味が似ているのだけれど、全てにおいて1サイズ大きい。
普段はジャッキーが、2人を順に教えていたのだが、横ぴーはこの日、
ほとんどトッドと飛んでいたように記憶している。

トッドとてもダイナミックだ。横ぴーもがっしりしている方なのに、
トッドと並ぶと小さく見える。RWはEXITオーダーが、FREE FLYより
先なので、ロードが一緒の時は、いつも2人のEXITを見ていたのだけれど、
まるで横ぴーが連れ去られて行くようだった。
(しかもいつも違う形でEXITしていた!スゴイ!面白い!)
横ぴーは後で、トッドとその友達のオーストラリア人(彼も大柄)に
気に入られ、一緒に飛んでもらったりしていたのだが、あまりの
スピードと力強さに、EXITはまるで、よってたかって囲まれて、
拉致されたかのように見えるのだ。スゴかったなー。
名づけて「サディスティックEXIT」(BY 大見山号)。
「横ぴーはちょっとマゾっ気あるからなー。いいんじゃないー?」
と言われていた・・・。

それは本当に、ダイナミックなことこの上なかった。
勢い余っていたことさえあった。
ものすごい勢いで、飛んで出て行くと思った瞬間、思い切り入口に
頭をぶつけていたくらい。本人は、「こんなに内側からだと、
飛んで出るのは無理があるんじゃないかと、思ってたんだけどね。」
と悠長なコメント。
後でトッドからは、「縦に飛ぶな、横に飛べ」とサディスティックな
アドバイスがあったそうな。難しい指示である。
がんばれー!横ぴーになら出来るよー!
ハードヘルメットで良かったね、としか私には言えないケド。
その時の打撲音が、ビデオに入っていてもおかしくないくらいでした。

横ぴーは、「イントラなんだから、恥ずかしくないような動きに
したいよね」と、宣言して、ものすごい集中力。
端から見ていて、久しぶりにかっこ良かった。
なのにどうして、ちょっぴり3枚目?
集中しすぎで、とらちゃんにダートをパパラッチされたのだ・・・。
片手でエアーを押さえつつ、も片方の手でエアーを切り裂く!
アチョ、アチョ、アチョ。(効果音つき)
横ぴー、私達は、フェンス前でのあの踊りを、一生忘れないよ・・・。

RWに燃える横ぴーとは対称的に、私は今日は遊びの日。
とらちゃんに福田インストラクションを受ける。
イントラ以外とシットで飛ぶのは、初めてだ。
インストラクションを受けると、集中するからか、やることが
決まっているからか、どうしてもちょっと緊張するのだけれど、
やっぱりファンジャンプだと違う。やっぱりいいなあ。
楽しくて楽しくてと思っていたら、村中くんも、一緒に飛んで
くれるという。嬉しいなあ。もう3wayだよーん。
涎がでそうなほどウハウハなジャンプだと思う。
ベリーの時は体が軽いというのも手伝って、なかなか人と飛べなかった
ので、こんなに早く、人と飛んでいいのかな、とドキドキ。
しかーし、自分の技術では、全然動くどころではない。
さすがに、ひたすらものすごい勢いでバックスライドして行ったり、
転んで一人で天に召されてしまったら、せっかくトラちゃん達に
飛んでもらってるのに淋しいことだゾ、という心配はあった。
そんなわけなので、無事とらちゃんのカメラにフレームインさせて
もらって、本当に嬉しかったよー。

(まだシット習いたてなのに安定して飛んでいるYuri編集部員。
彼女のセンスの良さにみんなびっくり)
とらちゃんの軽軽対策のカメラウイングスーツ、セサミストリートに
出てくるカウント・フォン・カウントみたいで好きだ。
この日はそんなわけで、ほとんど練習せずに、ファンジャンプの日。
ヒースと同じロードになった時に、「ちゃんと練習した?
ソロには行った?」と聞かれたので、エヘヘと笑ってごまかした。

さて、横ぴー以外に「かっこいいキャラ」と言えば、やっぱりブルースだ。
けれども、横ぴーと違って、彼は只のかっこいいキャラではない。
彼は「俺はカッコイイぜキャラ」だ。
「エアメルズの黒い悪魔」こと、村中くんのヘッドダウンの師匠で、
やっぱりジャンプはものすごくうまい。自慢しても、全然OK。
自慢?っていうか本当のことだしぃ。というほどうまい。
でも、自分で自分のプロモーションビデオ作っちゃうのはどうもなー。
しかも自分のジャンプシーンがほとんどなくて、スキーをやってたり、
トランポリンをしていたり。
「でもジャンプが一番だね。
  インストラクションしてあげようか、ベイビー」と言うので、
「エアーではいい奴だけれど、地上では危険な男」と噂だゾと返したら、
「まあね。でも、危険だけれどスウィートさ。」だってサ。
そんな彼は俳優志望だ。なんか、カマちゃんみたい。
でももとはといえば、そのビデオは、ブルースが村中くんのヘッドダウンを
編集録画して、村中くんが見られるように、貸してくれたのだ。
ブルースってばいい奴じゃーん、と言いつつ、人の悪い私達は、
彼のビデオを鑑賞した後、真のかっこいい男とは、どういうものか
ということをブルースに教えるため、横ぴーのダートの映像を、
ビデオの最後に録画して、返却したのだった。
本人、気付いてないかもしれないけど。

週末ジャンプのとりを飾ったのは、「さよなら陳さん10way(本番)」。
各自予行演習の結果を教訓に、衣装交換なんぞしてみた。
陳さんが横ぴーで、大見山号は陳さんで、横ぴーがとらちゃんで???

(直前の機内の様子)
自分カラーの重要さを、改めて実感。
みんな、似合わない!会わない!
エアーで見ると、更に誰が誰だかわからないー!

陳さんは作戦成功で、見事にピン。
面目躍如。満面の笑みで、お仕事に戻ったのでした。

(大見山さん、Yuri)

(Yuri,横川君,れいちゃん)

(カメラ福田。シットで撮影しているところ。)

(そこの君!なんでブレイクする時にひとりだけフロントフリップしているの?!
あっ、また君か!)
本日はヒースが忙しいので、インストラクションはなし。
10wayの練習をれいちゃんと3本、シットでソロ1本、
とらちゃんとシット2way、その後村中くんが加わってシット3way、
最後に10wayで、トータル7本でした。

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(写真のコメント・福田)

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