出張ペリス日記by Yuri   

***【7月21日(金)】***

今日で楽しい合宿も最終日。
体力的にはもうかなり限界に近づいているというのに、
あまりに楽しいためか、DZにいる間はみんな妙に元気だ。
それでも、疲れのせいなのか、リラックスしているのか、
飛行機が上がって行く間、機内でみんな眠っていておかしい。
高度が9000フィートくらいになると、みんな気配を察して
声をかけなくてもちゃんと目を覚ますのがすごい。
特に豊さんは目が大きいからか、眠ると目が半開きで、
白目なのだ。乾かないのかしら、とちょっと心配になるくらい。
豊さん、動物占いはコアラだったそうだが、ちょっと駱駝
入っているような気がする。

藤岡で初めて飛んだ時は、あまりの緊張感に、自分以外の人が
普通にヘリの中で会話していることにさえ驚いたのだが、こうなると
もうそれどころの話ではない。しかも、それを普通のこととして
受け止めている私。
…ある意味、ちゃんとしたジャンパーになったと言えるかも。
しかし、上には上があるものだ。ヒースは睡眠だけではなく、
朝食も機内でとっていた。これからさかさまやるのに、何で
ご飯を食べられるのだろうか。しかもこれ以上はないくらい直前に。
更に、アルチもディターもなしで飛ぶ。本人いわく、見ていれば
どのくらいの高度にいるのかわかるとのこと。プロだなあ。

今日のインストラクションでは、スタンダップを習った。
滞在期間が短いので、ちょっと詰め込むようにして教えてくれて
いるのが感じられる。私が、日本でフリーフライのインストラクション
を受けるのは、たいへん、と言ったからだろうか。帰ってから、
絶対に必要になるから、速く落ちる方法を知っていた方がいいよ、
と言って教えてくれた。
速く落ちるから、頑張って足を入れてついておいで、と言う。
足が上手く入ってスタンダップできれば上出来だけれど、そこまでは
出来なくてもいいから、やってごらん、というわけだ。
1度目はどうしようもなく浮いていたが、2度目はブレーク直前に
画面の左上角に、一瞬立っているところが写っていた。

ソロで何回か飛んで、とらちゃんに福田インストラクションをお願いした。
スタンダップの練習がしたかったのだ。最後のインストラクションの時の
感覚を忘れる前に、確実な感じ方をしたかったのだ。
「足でね、探すようにするんだよ」と、とらちゃんが足場の探し方を
教えてくれたので、イメージトレーニングをしてから飛んだ。
そうしたら、出来た。
例によって自分では固まったまま、うんともすんとも動けないのだけれど
立って飛ぶことができた。まだ足下がふらふらなので、足の裏の感覚は
にゅるにゅるだったけれど、立てた。
ウイングありで飛んでくれたとらちゃんは、私の、まさかのスタンダップに
両手を肘からぽきっと上げて、まさにお手上げ状態で飛んでいた。
それでも追いつけなくて、一瞬さかさまで飛んでいた。
後でとらちゃんのカメラの映像を見たら、十字架ポーズで動けませーん、
と私が目で主張しているところがちゃんと写っていた。


ゆりちゃんのSit Exit。


(スタンドアップがけっこう決まっている。これだったらHDの人とも飛べるね)

とらちゃんと飛ぶと、上手くいくのは、本当に何故だろう。
ヒースとあれだけやって出来なかったことが、とらちゃんとだと上手く
出来ているような気がする。しかも初めてのことが。
この後、大見山さんが初めてヘッドダウンでドックした相手も、
とらちゃんだったと聞いた。
ヒースに後で、スタンダップ出来たよーと伝えたら、君もなの?という顔をして
「なんで僕との時は出来ないのに、彼とだと出来ちゃうかなー、もー。」
と首を振っていた。ほんと、なんでだろう。
福田マジックなのである。


(最後の最後でHDがばっちり決まったはだしの大見山さん。
ブレイクまでずっとまっすぐ落ちていた。)

昼過ぎに、アメリカ合宿のシメはやっぱりBIGWAYでしようということに
なった。チケットも底をついた私は少し休憩。もう少し飛びたいな
という欲もあったのだけれど、あまり欲張らずに、最後のBIGWAY
で終わりにすることにした。
私達5名ととらちゃん、ヒースの7wayだ。
ベリーで行くことになったので、れいちゃんと私は6ポンドずつ背負った。
れいちゃんと大見山号がドックしてEXIT。とらちゃんはカメラポジション。
それ以外の人は中からFREEで出ることになった。
あまりにもベリーを飛んでいなかったせいで、私はEXITの時のポーズを
すっきり忘れていた。大見山号に「両手は下で、足は肩幅に開いて
出るの?」と聞いたら、爆笑して「それさっき、ヒーズもやってたよ。」
とのこと。フリーフライの出方なのだろうか?
でもきっと、ヒースのはちゃんと冗談で、私のはナチュラルだと思う
のよね。どう考えても!
なぜならヒースは私のポースを見て大笑いしていたから!

最後のジャンプはサンセットも美しく、本当に楽しかった。
EXITでみんなトランジションしていて笑えた。
横ぴーとヒースはさすがのインストラクター魂で、私が先にベースに
ピンするのを、後ろでじっと待っていてくれた。
カメラのとらちゃんが、最後にピンするかしないかで、ブレーク高度
になってしまったのが、心残りといえば唯一の心残りだ。
最後の最後まで、誰も怪我をしないで終われたことは、本当に良かった。
また、来ようと思うような合宿でした。


(ヒース(右上)がドックしようとしているところ)


(皆がドックしたところでカメラの僕が最後につこうとしたら、あと10センチのところで
ヒースがブレイクのサイン。ヒースのやつ・・・・)


(実はこの7wayは横川君の500回記念でもあったのだ。
豊さんがうれしそうにパイを投げつけている。
このあと横川君はカメラの僕にお返しとばかりパイを投げてきた。
そんな掟破りをやった彼は今ごろ後悔していることでしょう)

最終日のジャンプはインストラクション2本、ソロ2本、
とらちゃんと2way、さよなら7wayの計7本。


*** Special Thanks to ***

引率の先生兼なんでもカウンセラーの大見山号。
私とれいちゃんのお兄さん兼1番速いドライバーの豊さん。
会計兼燃えるアールダブリャーの横ぴー。
料理長兼気っぷのいい私の姉さんのれいちゃん。
本名はチン・チャンの陳さん。
ポスト福田の接待係村中くん。
日陰で昼寝が趣味の関西人金子さん。
愛弟子のために自宅に廊下建築中の師匠長谷川さん。
根っこがフリーフライヤーの川上くん。
歯磨きしながらしゃべる女の子が好みのポール。
童話に出てくる王子様顔のヒース。
実はエルシノアで1番クールでかっこいいデミアン。
1度くらい一緒に飛んでみたかったアリアーナ。

そして最後に、
いつもはやさしいのに、なぜか村中くんには厳しいとらちゃん。
時には厳しく、時にはやさしく、応援してくれて、ありがとう。

これで、私の出張ペリス日記も終わりです。
次回はホームページではなくて、ドロップゾーンでお会いしましょう。

(^-^)/”Blueskies! 

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(写真のコメント・福田)

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