World Air Games その1

6/15/01

今日はいよいよスペインに向けて出発だ。
成田からバージンアトランティックを使ってロンドンに行き、そこで一泊したあと、
British Midlandでマドリッドまで行き、今度はイベリア航空で最終目的地の
グラナダに向かうのだ。
ヨーロッパに行く場合は手荷物の重量制限が厳しいと聞いたのでなるべく減ら
すようにしたのだが、それでも預け荷物20キロ、手荷物10キロとけっこうある。
バージンアトランティックはほぼ満席だった。
この航空会社は日本からヨーロッパ行きの航空会社の中ではかなり人気がある
らしいのでちょっと期待している。
席につくとさっそくアメニティグッズが用意してある。
半透明のビニールリュックの中に歯ブラシ、耳栓、機内で歩きまわるための
ソックス、メモ帳、アイマスク、ペン、アロマジェルと色々入っている。
座席の前にはそれぞれにテレビがついていて、チャンネルも豊富だ。
食事は和食と洋食が選べるが、和食はよくありがちな洋食が入り混じった半端な
ものではなく、本格的で、味噌汁までついている。
日本人の添乗員はみんなすごい綺麗な人ばっかりで、サービスももちろんよかった。

そんなわけで、イギリスまでの12時間半の旅はとてもたのしく過ごせた。
ロンドンヒースロー空港に到着した後はそのまま今夜の宿泊先のHoliday Innに
直行する。
実際のロンドンは空港からかなり離れているし、すでに夕方の5時近いのでホテル
でゆっくりすることにしたのだ。
タカは腹が減ったといってわざわざ片道30分も歩いてマックに食べに行った。
感想を聞くと、こっちのマックは日本やアメリカに比べてまずかったらしい。
行かなくて良かった。

翌日は12時5分発の飛行機なので2時間ぐらい前に飛行場に到着。
チェックインをすませたがゲートの番号は出発案内の電光掲示板
であとから表示されるということでタカとはゲート入場口前で待ち合わせる事に。
表示を見るとなんと「キャンセル」!British Midlandのカウンターで聞くと、
なんとこれから乗る飛行機がケータリングのトラックにぶつけられたとのこと。
しかたがないので14:05発のBritishAirwaysに乗ることになった。
時間通り飛行機に乗りこむが今度は天候不良で機内待機。
一時間半待たされて出発したため、マドリッド発グラナダ行きの飛行機に乗り遅れてしまった。
おまけにTakaの荷物もこの飛行機の変更の間にどっかに消えてしまった。
いわゆるロストバッケージ。
うわさには聞いていたけれど、自分達がそうなるとは。ギアとボードの両方ともだ。
係りの人がいうには、荷物につけられているタグが最終目的地グラナダと表示されて
いるので、グラナダに行けば見つかるだろうということ。
その日は航空会社の手配でマドリッド市内のホテルに泊まることになった。
ホテル代、飲食代はもちろん無料だ。
ちょうど同じ便でアメリカ人のジャンパーが一人いて、泊まるホテルも同じという事で夕食
は一緒に食う。

翌日は朝一番の飛行機でグラナダに向かう。飛行機の中は、半分はスカイダイバーだ。
なんでわかったかというと、みんな手荷物に裸のままのギアをかかえていたり、
ギアの形をしたバックパックや、カメラヘルメットをぶら下げていたりしているので
一目瞭然だ。
チームはブラジル、アメリカ、フランス等さまざまだ。
朝の9時前にグラナダに到着。
荷物はまだ届いていない。見つかり次第ホテルに届けてもらうことにして、
レンタカーを借りる。
係りのオヤジは、車にある傷は一ヶ所しかないとか言っていたのに、
チェックしてみるとそれ以外に2箇所も傷がついていた。
オヤジめ。
車返したときに修理代を請求されたくないのでしかたがなくもう一回レンタカーの
オフィスに戻る。
ようやく車に乗ってしばらく行ったところで燃料計をみると、満タン入っているからなと
言っていたのに、4分の3しか入っていない。
クソオヤジめ。
来た道引き返そうかなと思ったけれど一方通行でよくわからない。
しかたがないから証拠写真をとって返すときにオヤジに文句言うことにする。

目的地はグラナダの中心街から15分ほど離れたArmillaという町にある空軍基地だ。
ここで競技が開催されるのだ。
慣れないマニュアル車を駆りながらなんとかたどりつく。

空軍基地の建物とその中庭。
開会式のとき以外は兵士が警備していて中庭にはたち入れない。


空軍の飛行機もジャンプに使っている。


ピチピチのスーツに身をつつんだスタイルの選手達。この競技のどこが面白いのか
なかなか理解できない。

戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送