World Air Games その2

今日はタカの荷物がまだないから飛べないので、ゆっくり受付をする。
ひとりひとり胸にぶら下げるIDカードをもたされて、それがないとここの基地では
歩き回れないらしい。
ゲートの要所要所には軍人が立っていてそれをチェックしている。
今回のWorld Air Gamesは国をあげての行事なので、とくにグラナダの町の人
にはスカイダイバーには親切にするように言い含めてあるらしい。
IDカードのうらにはスペイン語でなにやら書かれていて、
万が一迷子になったときはそれを地元の人見せるとなんとかなるらしい。
まるで印籠のようだ。
途中、日本の4wayチームや女子スカイサーフィンチームのまゆ吉とこーじ君にも
再会する。
午後はホテルの場所を聞いて車で向かう。
グラナダの町は山間にあるので道は狭くて坂が多い。
坂道発進の恐怖感は教習所以来だ。
ホテルはあの有名なアルハンブラ宮殿のすぐ近くにあるらしい。
車がアルハンブラに近づくと、突然道路脇に立っている人が右のわき道に入るように
大きな声で両手をふりまわしながら合図を送っている。
何事かとおもって停まると、なんでもこの上の駐車場は全部満車なのでここに停めろ
という。よくみると、ほそい横道に車がいっぱいならんでいる。
にいちゃん「ホテルはここから二百メートルほど先で、車をここに停めて歩いて
いくといい」という。
親切にもせまい駐車スペースを熱心に誘導してくれる。
ありがとうと言って、立ち去ろうとすると
「3000ペセタだ。上の駐車場は5000ペセタだけれどここは3000だ」と言う。
なにー!日本円で2000円を超えるじゃないか!
相手のにいちゃんの顔を見るとなんかちょっとあやしい。
ホテルに行って確認しようと思って
「ホテルに行って両替しないとない」と言ってみる。
ところがにいちゃんは「金だ金だ3000ペセタだ、3000ペセタ!」と連呼。
こっちがいくらないないと言ってもきかない。
「かれ(タカ)をここにおいてホテルで両替してくるから」というと、
「だめだ、だめだ、それだったら車でホテルにいけ!」
車にのりこんでそこをあとにする。
ホテルは二百メートルいっても全然見えてこない。
あの野郎。
5百メートルぐらい行ってようやくホテルがある。
ホテルの前には路上駐車している車は多数あるがホテルの駐車場はたしかにないらしい。
ただ隣接するアルハンブラの駐車場なら一日1300ペセタで停められるという。
あの野郎。
とりあえず路上に停められるスペースがあるのでそこに入れる。
ホテルに向かうと馴れ馴れしいおばさんがぼくの手をいきなりつかんで手相を見始めた。
ある線を指差して、アモーレ、アモーレ、OXO!XXXOOX!となにやらスペイン語で
言っている。
ほんの十秒ほどだ。そのあと手を出してお金をよこせという。
なんてずうずうしいばあさん!これがうわさのジプシーかと思いながら
手で追い払う。
タカの方はタカの方で別なおばさんに葉っぱみたいのを渡されて金をよこせといわれている。
どうやら気の抜けない滞在になりそうだ。


町でカモを探してうろつくジプシー達。
この葉っぱを売りつけるのだからすごい。
知り合いに「オレのセールストークがあれば石でも売れる」というセールスマンがいたが、
こいつらには負けるだろう。

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